大津支店
こんにちは。大津支店の倉吉です。
寒い日が続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
当店ではこのたび、大量廃棄となるパンフレット、チラシの再利用を検討しました。
そして、滋賀県庁へ県内で紙漉きを実施している障がい者作業所「若竹会」を紹介いただき、年末に活用される機会が多い「ポチ袋」を支店の贈答品として活用しました。
当店の廃棄パンフレット、チラシなどは、店部贈答品だけでなく作業所で再生紙として再利用され、地域活動の一環としても活用いただきました。
どのように再生紙を作るかというと、まず、「雁皮」という山奥に自生している沈丁花科の植物の枝を乾燥させたものを丸1日水につけ置き、その後、重曹を入れ3~4時間おいて手で割けるぐらいの柔らかさになるまで煮ます。その後、かくはん機にかけ1本づつ繊維状態にした状態で、パンフレットやチラシと配合し、かくはんした物を漉いて再生紙が完成します。
ポチ袋は手作りでひとつひとつ作成いただき、同じ物はひとつとないものです。お客さまからは、「孫へのお年玉入れとして使います」、「綺麗でかわいいですね」と大変好評です。
当店では今後も、ごみの削減など、環境に配慮した活動を地域の皆さまとともに推進してまいります。