こんにちは。堺支店の片岡です。

当店では、7/9（火）に堺市社会福祉協議会より、堺市認知症キャラバンメイトの富山様と山中様のほか、理学療法士の多賀井様、堺市高齢施策推進課の市川様を講師にお招きして、認知症サポーター養成講座を受講しました。

認知症サポーター養成講座とは、認知症の基礎知識や認知症の方への接し方、心構えを学ぶものです。受講後、受講者は認知症サポーターとして認定され、その証であるオレンジリングが配布されます。

講座では、多賀井様より、認知症予防のための頭と体の体操を教えていただきました。

受講者全員で体操をしたのですが、意外に難しく、今から将来が心配になったメンバーもいました。

また、市川様には認知症に関する講義をしていただきました。

ATMをうまく操作できない方や、印鑑がないと何度もご来店されるお客さまへの応対例についてDVDを視聴し、実践で役立つポイントを学びました。

この講座で学んだ一番大切なことは、「認知症の方の尊厳を傷つけないこと」です。

認知症だから何も分かっていない、感じていないことはないのです。少しおかしいな、というのはご本人が一番に気付くといいます。誰より心配なのも、苦しいのも、悲しいのもご本人です。

その気持ちを理解することで、私たちの接し方をより温かく変えることができるのではないでしょうか。

認知症の方がご来店された場合は、認知症サポーター一人ひとりがお客さまを見守り、さりげなく手助けをできる支店づくりに努めてまいります。

当店は今後も、地域の皆さまのお役に立てる金融機関として、積極的にCSR活動に取り組んでまいります。