八尾支店
こんにちは。八尾支店の塩田です。
八尾支店では、SDGsの目標達成に向けた活動として、「絶滅危惧種であるニッポンバラタナゴの保全活動」に取り組んでいます。
7/24(日)、当店社員8名が高安山にあるニッポンバラタナゴの保護池に訪問し、NPO法人ニッポンバラタナゴ高安研究会の方が毎月実施されている生育調査に参加しました。
生育調査では、ニッポンバラタナゴの生育環境を維持するために大切な「ドブガイ(バラタナゴが産卵する貝)」や、そのドブガイの幼生がエラに付着する「ヨシノボリ(ハゼ科の淡水魚)」の成長具合を確認しました。
そして5~6月に産卵を終え、無事に泳ぎだしたニッポンバラタナゴの稚魚の様子も確認できました!
水面の上から確認するニッポンバラタナゴは、当店の飼育水槽で見るようなお腹が鮮やかな色ではありませんでした。
研究会の方に質問すると、「ニッポンバラタナゴの背面は、鳥に気付かれて捕食されにくいように、意外と地味な色をしているんですよ」と、その理由を教えていただきました。
その後、「きんぱく」と呼ばれている「きんたい廃校博物館」へお邪魔し、ニッポンバラタナゴと、そのほか数種の生物を観察し、生物多様性の知識を深めました。
今回の保全活動を経験したことで、生物を取り巻く環境を保護する意識が高まりました。
当店では今後も、「ニッポンバラタナゴ」をシンボルとして、様々な環境保全と情報発信に取り組んでまいります。