トップ  > 北九州支店  > 今年度4回目となる「SDGs社内勉強会」を開催しました!

こんにちは。北九州支店の松井です。

9/10(火)、当店若手社員3名は魚町銀天街主催の「SDGsセミナー」に参加してまいりました。このセミナーは、北九州市立大学の眞鍋和博教授を講師にお招きし、「SDGsにどう取り組むか考えてみよう」をテーマに開催されたものです。

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9/17(火)、上記セミナーで学んできたことを支店メンバーにフィードバックする「SDGs社内勉強会」を開催しました。

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今回の支店内勉強会では、眞鍋教授のお話の「SDGsとは何なのか」、「日本・海外ではそれぞれSDGsをどう捉えているか」、「私たちは今後どうすべきなのか」といったテーマの中から、特に印象に残ったことを大きく2つに分けて説明しました。

 

まず1点目は、「日本のSDGsの取り組みは世界に比べて遅れている」ということです。

世界的に見ると、日本は「食」も「生活」も比較的豊かであるが故に、SDGsに対してそこまで頑張らなくてもいいような風潮や、積極的に活動をしていると目新しいことをしているという目で見られるように感じます。しかし、眞鍋教授のお話では、アメリカやヨーロッパでは「SDGsのこと知らないの?なんで取り組んでいないの?」と会話になるほど、皆がSDGsについて理解し行動しているそうです。日本と世界との間には、既に大きな差が生まれてしまっていると感じました。

 

2点目は、「日本ではSDGsの目的を忘れている人があまりにも多いのではないか」ということです。

眞鍋教授が国連で行われた講演会に参加した際、ツバル出身の方が「SDGsはかっこつけてやるものではない。そもそも先進国の人たちのせいで水面が上昇して、国が無くなってしまうかも知れないんだぞ。」と涙ながらに語ったというエピソードを聞きました。私はこの話を聞いて衝撃を受けました。そして、「SDGsは周りがやっているから便乗して取り組むものではない」、「SDGsの本来の目的を忘れずに、苦しんでいる人たちに少しでも貢献したいという思いをもって取り組もう」と強く感じました。

 

勉強会では、金融機関の中でも、地域の皆さまの生活や人生に様々な形で関わることのできる信託銀行員だからこそできることがある、というお話をしました。SDGsをひと時のブームとせず、今後さらに取り組みを推進し、多くの人にSDGsについて知ってもらえるよう、積極的に活動を続けていきたいと思います!

当店では今後も、地域の皆さまと連携しながら、様々なSDGsの活動に参加してまいります。