こんにちは。佐賀支店の山野です。 

当グループでは､SDGs推進の取り組みの一環として、「三井住友トラストグループ プラごみゼロ宣言」を策定しています。これは「2030年までにリサイクルされずに廃棄されるプラごみゼロを目指す」という内容です。

近年、プラスチックによる環境汚染は大きな問題となっています。

世界では年間約800万トンものプラスチックが、ごみとして海に流れ込んでいると推測されています。これは東京スカイツリー222基分、ジャンボジェット機5万機分に相当します。そして、2050年には、海中のプラスチックごみが海にいる魚と同じ量にまで増えると言われています。

この海洋プラスチックにおいて問題視されているのがマイクロプラスチックです。捨てられたプラスチックごみは、川から海へと至り、波の力や紫外線の影響などで細かく砕けていきます。そして、5ミリ以下になった「マイクロプラスチック」と呼ばれる小さなプラスチックごみが世界中の海に存在しています。

このマイクロプラスチックは、近年、魚や海鳥の体内から大量に見つかっています。海の小さな生物がプラスチックをとり込み、食物連鎖で魚や海鳥に取り込まれているのです。そして、このマイクロプラスチックは、やがて私たちの身体の中にも取り込まれることになります。

海に広がったマイクロプラスチックを後から回収することはほぼ不可能です。そのため、私たちは「プラスチックごみ自体を減らしていく・使わない」という決断を迫られています。

この問題に対し、私たちは具体的に何ができるのでしょうか。

一人一人ができることは小さなことですが、みんながこの問題を「ジブンゴト」として捉え、できることから少しずつ取り組んでいくことが大切だと思います。

私はさっそく今日から「マイバックを持参し、レジ袋はもらわない」という活動を始めました。　

こうした地道な取り組みを重ねることで、ひとりひとりの意識の向上→プラごみの削減→海洋生物の保護につながればと考えています。

この取り組みを進めることで、大きなよい影響が広まれば幸いです。

当店では今後も、SDGsの目標達成に関する様々な取り組みを推進してまいります。