シンガポール支店
シンガポール支店では、SDGs目標達成を目指し、支店社員が自らアイデアを出して、現地社会の発展に貢献する多彩な活動に取り組んでいます!
シンガポール支店では、SDGs目標達成を目指し、支店社員が自らアイデアを出して、現地社会の発展に貢献する多彩な活動に取り組んでいます!
こんにちは。シンガポール支店SGDs活動担当の聖美(Kiyomi)です。
2023年11月16日、SGP支店のボランティアメンバー10名が、特別なニーズが必要なAWWAホームで車椅子生活をおくる10名(1名は歩行可能)と一緒に、ジュエル(空港直結の大きなショッピングモール)とチャンギ空港への遠足に同行しました。 車椅子利用者用の特別なバスのレンタル費用はSGP支店が負担しました。
今回のボランティア活動をご紹介します。
午前10:30、ターミナル1のコーチベイで皆さまの到着待ちです。
到着後、AWWAのグループの皆さまと一緒にジュエルのキャノピーパークにむかいました。 グループ入場チケットは事前にアレンジ、そしてこの費用はボランティアメンバーみんなで負担しました。皆さま、ありがとうございました!
遠足にきた皆さまにとって初めてのジュエル。 長年シンガポールに在住の私たちもキャノピーパークへの入場は初めてでした。
ジュエルの滝を見て、とても喜んでいる様子です。
当初、ジュエルからターミナル3まで徒歩で移動する予定でしたが、スカイトレインが通っているのをみた一人が乗りたいというので、スカイトレインに乗ってターミナル3まで移動しました。
ターミナル3のシュウェンセンでランチ
2023年5月にAWWA コミュニティ パートナーシップ委員会のメンバーである Frank Khoo 氏 (元CDL のCIO最高投資責任者) を通じて AWWA との交流が始まりました。 追加のニーズや移動に困難がある成人が空港やジュエルの施設に確実にアクセスできるようにするために、AWWA チームのナターシャさん、ライティアさん、フランクさんと何度も話し合いました。 フランクさんの縁故でシュウェンセン レストランのオーナーであるアン氏と ゼネラルマネージャーのベニーさんを紹介してもらい、スポンサーになってくださったおかげで参加者全員がチャンギ空港で美味しいランチをすることができました。 シュウェンセンに感謝します!
待ちにまったアイスクリームパフェが来た時の満面の笑顔
私たちのサポートでこんなに素敵な笑顔が見られるなんて素晴らしいと思いませんか。
AWWA は、追加の支援が必要な子供と大人に対する教育と障害支援、低所得世帯と介護者に対する支援、高齢者に対する健康と社会的支援を行う社会福祉団体です。
18歳になると大人向けの施設に通うことになるため、子どもほど多くのアクティビティプログラムはありません。 また、大人になると親も高齢になり、外出する機会が減ります。 AWWA ホームは 2022 年にオープンしました。収容人数は 300 名ですが、現在は約 30 名が入居しています。 スタッフが不足しているため、部屋に空きがあっても障がいのある人を受け入れることができません。 したがって、外部からの支援(人員と費用)がなければ今回のような外出はできないのです。 今回の遠足は、AWWAホーム設立後初めて、私たちのサポートにより実現しました。
参加者の一人に耳が聞こえず、目が見えず、話すことができない女性がいました。 17歳頃から徐々に障がいが悪化したそうです。 遠足中彼女の世話をしてくれた私たちのスタッフの一人に 彼女は手話と紙に小さな文字を書いてコミュニケーションをとっていました。 どこで働いていますか? 大学はどこ? なんの学部? 結婚してる? 子どもはいる? 彼女はいろんな筆問をしていました。
2023年8月に私がAWWAホームを訪れたとき、彼女はエレベーターホールのわきの手すりとたどって行ったり来たりしていました。 スタッフの方が「彼女はああやって運動しているんですよ」と教えてくれました。
彼女は毎日どんな気持ちで過ごしているんでしょうか。 彼女と同じ立場に置かれたときを想像してみてください。そばにいてくれる人がいないとどこにも行けず、コミュニケーションをとることもできないのです。
重度の障がいがある方は、他の人たちと同じように簡単に外出することができません。 しかし、私たちがサポートすれば、彼らは外出ができ、人とコミュニケーションもでき、交流の機会を得ることができるのです。
私たちにとって当たり前のことが彼らには特別なこと
一人ひとりが優しい思いをもって、彼らにその「特別なこと」を作ってあげませんか。
シンガポール支店みんなでこれからもこのような活動を続けていきます。