こんにちは。八千代支店の西村です。

秋が少しずつ近づいてまいりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

当店では、8/14（月）～8/31（木）までの期間中、1階ロビーにて「森の墓苑」ロビー展を開催しました。これは、ナショナル・トラスト応援活動の一環として企画したものです。

三井住友信託銀行では、「国内のトラスト地を増やすことは私たちの生活基盤を支えるための投資である」という考えのもと、（公社）日本ナショナル・トラスト協会、（公財）日本生態系協会と2005年から連携し、土地の取得や環境教育、信託の仕組みを利用した商品などを通じて支援しています。

今回のロビー展のテーマである「森の墓苑」は、（公財）日本生態系協会が経営主体となり、2016年2月に千葉県長生郡にオープンした墓苑です。

「半世紀をかけて敷地全体を豊かな自然の森に再生する」というコンセプトの下、墓石や花立てなどの人工物は設置せず、ご遺骨は土に埋葬し、墓石の代わりに木製の墓碑と地元由来の苗木を植えています。

生きものとともに育むことで将来は墓苑全体が本物の自然の森になるため、失われた大切な自然を再び美しい森に戻す”自然を再生するお墓”として注目を集めています。

昨今の終活ブームに伴い「葬送」の価値観は多様化していますが、「森の墓苑」はさまざまなエンディングニーズに応えられるしくみとして評価されています。

今回のロビー展は、お盆の時期にたくさんのお客さまにご来店いただきました。

このロビー展が、“自然を壊してつくる墓地”ではなく“自然を再生し育てる墓地”について考えていただくきっかけとなれば幸いです。

今後も、皆さまのお役に立つテーマのロビー展を企画・開催してまいりますので、どうぞお楽しみに！