こんにちは。福山支店の藤井です。

突然ですがみなさん、「オレンジリング」をご存じですか？

オレンジリングとは認知症について正しく理解し、認知症の方とそのご家族を温かく見守り支援する応援者である、認知症サポーターであることの証です。

当店では6/21（金）に、福山市役所から講師をお招きして、認知症サポーター養成講座を開催し、30名を超える社員が参加しました。

2005年度から、厚生労働省の「認知症を知り地域を作る10カ年」構想に基づき、全国で認知症サポーターを養成し、認知症の方がどこでも安心して暮らせる街づくりを目指した「認知症サポーターキャラバン」が行われており、現在認知症サポーターは全国で427万9千310人（2013年6月末日時点）にのぼります。

当店社員もその一員となるべく、約1時間半の講義を受講しました。

厚生労働省の報告書によると、認知症は85歳以上の方の4人に1人がかかる病気です。

講義では認知症にはいろいろな種類があること、一番つらいのは認知症にかかったご本人であるということ、そして正しい知識を持って認知症の高齢者の方と接することが大切であることなどを教えていただきました。

講義後は「物忘れと認知症は全然違うということがわかった」「治る認知症もあるんだ」「してあげる介護よりも出来ることを支えることが大切ですね」などといった声が聞かれました。

私は特に「認知症の方のご家族への協力を含め、地域社会全体で認知症の方を支えることが大切である」という講師の方の言葉が響きました。

当店社員全員今回学んだことを忘れずに、認知症サポーターとしての誇りも持ってお客さまと接していきます。