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仙台・仙台あおば支店

当店はSDGs目標7の達成に向けて、
杜の都仙台から東北地方の環境問題に対する活動や取り組みなどの情報を発信してまいります!

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こんにちは、仙台支店・仙台あおば支店の浦崎と田村です。

 

私のチームでは気仙沼を2日間に分けて訪問し、震災復興の状況を視察してきました。

1日目は、気仙沼市の東日本大震災遺構・伝承館を訪れました。ここは、震災によって気仙沼が受けた被害を将来に向けた教訓とするため、当時の遺構を「目に見える証」として、保存・展示している施設です。

震災前に気仙沼向洋高校の校舎として使用されていた建物が見学でき、当時から手を付けられていない校舎の状況を目の当たりにしました。津波によって流されてきた自動車が3階の教室に残されている様子などから、津波の威力の大きさを痛感させられました。

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2日目は、三陸湾を横断する「かなえ大橋」の視察をしてきました。

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3/6(土)に行われた開通式では、村井県知事が「水産業等の地域産業の振興や交流人口拡大と震災からの復興に大きく寄与する効果が見込める」と挨拶されており、この橋には大きな期待が掛けられています。

その後は、サメをキーワードにした「シャークミュージアム」に足を運んできました。

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気仙沼は世界三大漁場のうちの1つである三陸沖を漁場としており、日本でも有数の水揚げ量を誇ります。その中でも鮫は全国の水揚げ量のうち80%~90%を占め、「鮫の町」として有名です。

最後に、気仙沼にて創業56年を迎えるふかひれ専門店の「株式会社石渡商店」の石渡専務より、鮫と気仙沼に関するお話を伺いました。

石渡専務からは、「気仙沼は古くから鮫の歴史はありましたが、震災後に鮫の水揚げの多くが銚子に流れ、焦る気持ちがありました。メディア等に出て気仙沼では鮫の全ての部位に付加価値を付けるアピールをした結果、漁師さん等が気仙沼に戻りました。こうして鮫産業の気仙沼での価値が改めて見出されました。」というコメントをいただきました。

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気仙沼は2021年5月17日から放送されるNHKの連続テレビ小説「おかえりモネ」の舞台にもなっています。

海の幸を堪能される際は是非、気仙沼まで足を延ばされてみてはいかがでしょうか。