芝営業部
こんにちは。芝営業部の船橋です。
当部では11/18(水)、2015年度下期第1回シルバーカレッジを開催しました!
今回のシルバーカレッジは、“課外授業”として、浄土宗大本山増上寺にて「増上寺の歴史散策」というテーマでおこないました。
当日は、僧侶の吉田龍雄氏を講師に、山内の案内と増上寺の歴史についてお話をしていただきました。
増上寺は、関東での正統念仏道場として、1393年に江戸貝塚(現在の千代田区紀尾井町)に建設されました。その後、徳川家康公の入府を受けた江戸城拡張に伴い、1598年に現在の港区芝に移転しました。昭和の戦火によって多くを焼失しましたが、戦後の復興に伴い1971年より本格的な復旧が始まり現在に至ります。
現在は、徳川家の菩提寺、また、浄土宗の学制の総録所として、常時3000名の僧侶が修学に励む寺院となっています。
宗教、文化活動の拠点として親しまれる増上寺に、当部では毎年初詣に参拝しています!
シルバーカレッジでは、僧侶の吉田氏に大殿や安国殿、徳川家墓所の建物や歴史について詳しく解説をしていただきながら散策をしました。
あいにく途中で雨が降ってきてしまいましたが、当初の予定を変更して、普段は非公開の光摂殿大広間を見せていただきました。120名の日本画家により描かれた襖絵や天井絵は圧巻でした。
シルバーカレッジ終了後は、宝物殿にて五百羅漢図や台徳院殿霊廟の1/10スケールの復元模型などを自由にお楽しみいただきました。
お土産としていただいた絵葉書セットには、明治時代の増上寺の様子がわかる古地図や、戦火で焼失する前の写真が使用されており、お客さまから大変好評をいただきました。
セミナーに参加したお客さまからは、「講師の方の説明が大変わかりやすく、また心がこもっていて大満足でした」、「雨のおかげで大広間の天井絵が見られたのは幸運でした」、「子供の頃からご縁の深かった増上寺なので感慨深かったです」、「近くに住んでいてもなかなかお参りに来られないので、今回は見学できてよかったです」等のご感想をいただきました。
ご案内をしてくださった僧侶の吉田様、大変貴重な体験をさせていただきありがとうございました。また、シルバーカレッジ開催にあたりご協力くださいました増上寺の皆さまにも、この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。
当部では今後も、皆さまにお楽しみいただけるテーマで、引き続きセミナーを企画・開催してまいります。
次回のシルバーカレッジの様子も本ブログにて報告する予定ですので、どうぞお楽しみに!