こんにちは。芝営業部の栗岡です。

当部では7/4（火）、2017年度上期第1回シルバーカレッジを開催しました。

今回のシルバーカレッジは、国立研究開発法人海洋研究開発機構（JAMSTEC)海底資源研究開発センターの木川栄一センター長を講師にお招きし、「日本近海の海底資源の可能性について」というテーマで講義をしていただきました。

講義のはじめに、JAMSTECの研究設備について説明をしていただきました。

数多くの船舶の中でも特に印象的だったものが全長210mもの巨大な地球深部探査船「ちきゅう」と、最大潜水深度が６，５００mという有人潜水調査船「しんかい6500」です。どちらも日本の技術力の高さが感じられました。

「しんかい6500」のカメラからの深海の映像はとても神秘的で迫力があり、参加されたお客さまもその映像に見入っているご様子でした。

その「ちきゅう」や「しんかい6500」の最先端技術を活用した調査により、日本近海にメタンハイドレートやレアアース泥などの海洋資源の存在が確認され、調査と研究が進んでいるそうです。

講義では、海底資源の形成過程や調査手法などについて、パンフレットや映像を見ながら説明していただきました。日本は世界第6位の面積の排他的経済水域を持っており、その広大な海底に眠る資源に夢が広がります。

ご参加いただいたお客さまからは、「日頃あまり接することのない部門のお話で大変興味深かった」、「次世代海洋資源調査が楽しみですね」、「世界初とか資源が豊富とか、嬉しい話ですね」、「お話と映像がレベルが高く、整理されていて素晴らしかった」等、たくさんのご感想をいただきました。

JAMSTECの木川先生、大変貴重なお話をありがとうございました。また、ご協力くださいました関係者の皆さまにも、この場を借りて御礼申し上げます。

お客さまに喜んでいただけたようで、準備をした社員も達成感を感じることができました。

当部では今後も、皆さまにお楽しみいただけるテーマで、引き続きセミナーを企画・開催してまいります。

次回のシルバーカレッジの様子も本ブログにて報告する予定ですので、どうぞお楽しみに！