梅田・阪急梅田支店
こんにちは。梅田支店・阪急梅田支店の大槻です。
当店は11/28(月)に開催された三井住友トラスト・ホールディングス合同での「LGBTQアライセミナー」に参加しました。アライ(ALLY)とは、LGBTQの人たちの活動を支持し、支援する人たちのことです。
講師は五十嵐ゆり氏でした。五十嵐氏は東京と福岡を拠点に、SOGI(性的指向と性自認)やLGBTQの性的マイノリティに関するテーマで、レズビアンとしてのご自身の体験やLGBTQを取り巻く国内外の情勢等を、講師として自治体や企業でお話しされています。
今回のセミナーはLGBTQ当事者の方のお話を聞く、大変貴重な機会でした。
五十嵐氏は、「自分のことを、いつもいつも説明しなければならない」とおっしゃていました。五十嵐さんが生まれ、成長してきた昭和の時代は、カミングアウトする人も少なく、人と違うことを隠して生きなければならない状況でした。
そのため自己肯定感が持ちにくかったり、精神的に追い込まれた経験をお持ちだったりする方が多いとのこと。「カミングアウトがないから、自分たちの周りではLGBTQの人がいない」ということではなく、「安心して話ができる状況ではない」ということを私たちは認識しておかないといけないと思いました。
梅田支店・阪急梅田支店の所在する大阪市では、令和4年8月よりパートナーだけでなく、その子または親も含めた相互に協力し合うファミリーシップ関係であることを大阪市が公的に証明する「大阪市ファミリーシップ制度」がスタートしています。
パートナーの方が亡くなられても引続きファミリーシップ関係は維持でき、また、子供が15歳以上になった時には関係維持・解消を選択できます。自治体に新しい制度ができると世の中も少しずつ変化してきていると感じます。
セミナー参加後、私自身が「ALLYとしてどうあるべきか」ということについて、少しわかってきたと感じました。そして、ともに働く仲間たちにもこうした情報を知ってもらいたいと思い、早速 店内メール勉強会を開催しました。
当店では今後も、ALLYとしての学びを深め、誰もが暮らしやすい街づくりに協力してまいります。